伊勢美濃街道と北国街道、1泊2日で走り旅。桑名~敦賀の「ミニさくら道」

伊勢美濃街道と北国街道、1泊2日で走り旅。桑名~敦賀の「ミニさくら道」

「ミニさくら道」と題して1泊2日で走り旅。桑名から大垣まで伊勢美濃街道44km、翌日は米原から敦賀まで北国街道50km。2018年10月27、28日に開催された、26名での走り旅をレポートします。

このジャーニーランの呼びかけ人は、2013年の日本縦断でもお世話になった、“街道走り旅”の師匠です。

“街道走り旅”で用いる地図は、呼びかけ人が古地図からルートを特定し、25,000分の1の地図に100mごとにドットを記したもの。現在、道が残っていない所は、道を探しながら進むこともあります。

地図 走り旅
予習として、道はオレンジ、川はブルー、
施設は赤のマーカーで色分けします。

日本縦断の時も、できるだけ旧道のとおりに進みたいので、廃隧道(はいすいどう-使われなくなったトンネル)に突入しようとしたり、峠で薮こぎしたり、工事中の敷地内でガードマンさんに怒鳴られたりもしました。

1日目 桑名~大垣 伊勢美濃街道 44km

当時の日本縦断メンバーたちにも再会でき、和気あいあいで桑名駅をスタートしました。

今回は、地図上の旧道をたどって進んでいると、知らぬ間に民家の縁側横をゾロゾロお邪魔してしまいました。すぐそばには山除川の船付場跡があり、道標も残っていました。

山除川 船付場跡 道標

その後、快適に揖斐川堤防を北上。支流の上流にある集落の外れには、地図では旧道が川を横切っているが、橋がかかっていないぞ?

どうなることかと思って現場に着くと、水が渇れていた!幸い歩いて渡れた!!水が流れていたらどうしていたのでしょうか…

渇れた川 渡る

宿泊は大垣城すぐ近くの「あずま屋旅館」を貸し切り。

1泊2食7,500円でボリュームも品数も満点の夕食に舌鼓。さらに朝食を午前5時に準備していただいたのには感激しました。走り旅ではこのような宿が重宝します。

大垣 あずまや旅館

2日目 米原~敦賀 北国街道 50km

翌日は電車で米原へ移動してスタート。

距離を短縮したい人や、柳ケ瀬トンネルを使わず山越えするのに時間の余裕を持ちたい人は、長浜や木ノ本までさらに電車で北上します。

私は設定通りのコースを選択。9㎞地点の長浜や24㎞地点の木ノ本は、宿場の雰囲気が残っていたので仲間達と楽しく散策することに。木ノ本の「つるやパン」では、滋賀のB級グルメのサラダパン(140円)。細かく刻んだたくあんの塩味とマヨネーズがマッチして、走っている途中の空腹にはピッタリです。観光客や地元民にも大盛況で、箱一杯のパンがあっという間になくなっていきました。

サラダパン

36㎞地点の柳ケ瀬トンネルは廃線跡を道路にしたもので、車1台やっと通れる程度。人間は通行不可のため、タクシーをチャーターし、ランナーが到着次第、トンネル入り口から片道4分ほどかけて輸送してもらいました(1.5㎞)。結果として、全員を送り終わるまで1時間半。それでも「こんなお客さんは初めて」と、タクシーの運転手さんは楽しそうにおっしゃっていました。

柳ケ瀬トンネル タクシー

トンネルを越えると、敦賀までは下り坂。快調に走れたので、ショートカット組にも追いつきました。

敦賀 下り坂

敦賀駅からはそれぞれ、電車で京都や大阪方面へ帰ります。みんなまだ遠足気分が残っていて、2日分の楽しかった話で盛り上がりました。また次の走り旅の機会を、楽しみにしています。

この「ミニさくら道」によって、 11月の淀川市民マラソンと、いにしえの道100㎞ウルトラマラソンの脚づくりができました。