京都マラソン2019完走記。サブ4(サブフォー)で古都を駆け抜けるポイント

京都マラソン2019完走記。サブ4(サブフォー)で古都を駆け抜けるポイント

2019年2月17日(日)、京都マラソン2019が開催されました。

今年で8回目を迎え、国内外から16,000人ものランナーが参加する、日本屈指の都市型マラソン大会に成長しました。

制限時間は6時間。
私はフルマラソンでは、調子が良ければ5㎞あたりから、サブ4(サブフォー)、すなわち4時間以内でゴールできるペースを維持するように頑張ります。

今年は天候に恵まれ、絶好のマラソン日和となりました。
スタートまでの状況と、サブ4を想定した完走のポイントをレポートします。

スタート地点へのアクセス

スタートは西京極総合運動公園。
阪急西京極駅から徒歩で6分です。

JR利用の方は、JR京都駅から臨時市バス(230円)を使う方もおられるようです。

私は一昨年、初めて京都マラソンに出場した際、臨時バスで行きましたが、京都駅でのバスの待ち時間が長かったのと、バスに乗ってる20分が長く感じました。
今回は京都市営地下鉄四条駅まで行き、阪急烏丸駅で乗り換え、西京極駅へ行きましたが、この方が楽でした。

阪急西京極駅の臨時改札出口は、ICカードの方が混むので、切符を購入して乗車した方が、出札の時にはスムーズに出ることができます。

コース紹介

京都マラソン2019 コース図
出典:京都マラソン2019公式ホームページ コース紹介
https://www.kyoto-marathon.com/info/course.php

西京極をスタートし、嵐山、広沢池、仁和寺、金閣寺など北西部の史跡周辺を巡ったあと、北山通りを往復し、植物園から賀茂川(鴨川)を南下し、御所の前を往復して、銀閣寺前まで上がり、平安神宮へ下ってゴール。

※賀茂川と高野川(たかのがわ)が今出川通付近で合流すると、鴨川になります。
コースでは31㎞あたりです。

寺院などの拝観は、マラソン以外の時に、ぜひどうぞ!

出走前

マラソンは9時スタート。
8時15分には「手荷物預かり」が終了となるので、7時45分には会場に着くようにしました。

受付時にもらっていたゼッケンを付けたTシャツやタイツなどは、自宅から着ていき、羽織っていた上着やズボンを脱ぐだけでよい状態です。

スタート前の気温は8度くらいで、競技場に隣接したわかさスタジアムの客席で着替えていても、それほど寒くありませんでした。

 

わかさスタジアム
着替えは、競技場に隣接した、わかさスタジアムの客席で行いました。

8時10分には手荷物を預けました。
その近くのトイレ使用。待ち時間は数分でした。
大の方はどこも並んでいましたが、小は数が確保できています。

 

手荷物預かり
ナンバーカード別に、トラックの荷台に放り込むだけなので、そう混雑はしない。

8時半に陸上競技場に入り、ジョグやストレッチで準備体操。
8時45分までに整列することになっているため、その5分前には並び、寒くはないので、被っていたビニルは、整列時に脱ぎました。

開会式では、陸上の朝原宣治さん、千葉真子さん、女優の本田望結さん、出走される山中教授(ノーベル賞)と桧山進次郎さん(元阪神タイガース)らが紹介され、スタート直前には号令による掛け声も行われたので、気分が高揚する開会式でした。

 

陸上競技場
ランナーで埋め尽くされた陸上競技場は、絶景

完走記 ①スタート~10㎞

3時間55分のゴール予想時間で申し込んだところ、Cグループからのスタート。
スタートラインを越えるまで約3分かかる。

初めの1kmは、ジャスト6分。
ゆっくりめで走り始めるのと、スタート時の混雑とを考えると、ちょうどいい感じ。
2㎞までの1kmは5分30秒。すでにサブ4ペースに上がる。体はまだ重い。
3km辺りから道幅が半分くらいになって混雑はするが、スピードが落ちるほどではない。
4kmで右折して桂川沿いの道。視界が開けて気持ちいい。
5km地点は、27分51秒。
初めのキロ6分を差し引けば、サブ4のためのいいペースに落ち着いたようだ。
体も重く感じなくなった。

と思ったら、嵐山高架橋。(6km地点)
急な登りだが、頑張らないようにする。

日差しが暖かいので首のバンダナは外して手首に巻き、アームウォーマーも手首まで下げる。

右折して、一条通へ。
8㎞、広沢池は、子供の頃によく見た時代劇のロケでお馴染み。
そこからいよいよ、登りと下りの繰り返しが始まる。
登りは苦手で遅いので、いっぱい追い抜かされる。
下りは得意なので、見覚えのあるランナーに追い着くことが出来る。

下りの走り方は、「石ころがコロコロ転がるように。」
高橋尚子さん直伝。
といっても、奈良マラソン1回目のゲストランナーだったQちゃんと、30㎞地点から並走した際、集団のランナー達に教えてくれたもの。=その他大勢の一人。

10km地点までの5キロのラップは27分43秒。
すっかりサブ4ペースに落ち着き始めた。

 

京都マラソン スタート 直後
スタート直後、ランナーの数は多いが、道も広いのでスムーズに流れる。

完走記 ②10㎞~中間点

11㎞、仁和寺で、お坊さんの法螺貝に励まされる。
2年前に比べて、登りは急な勾配に感じてしんどいのだが、案外タイムロスがないのでやれやれ。

12.5㎞、龍安寺前から「きぬかけの路」を右折すると、馬代通。
道が少し広くなり、下り勾配になるので、気持ちよく飛ばせる。

15km地点での5キロのラップは27分10秒。徐々にペースアップしている。

第5給水所(15.3㎞)紫野高校前。
汗の量が多くなって来たので、エイドで水筒に水を補給したのだが、エイドを過ぎたところで水筒を落とす。
キャップをまだしてなかったので、水もこぼれた。
水筒をすぐに拾い、次の給水所まで我慢することを覚悟。

今宮神社から北上する船岡東通は広い車道だが、登り勾配なので、スピード感が出ない。

右折して、島方式のある御薗橋通。
京都マラソンでは、歩行者がコースを横断できるよう、13か所で島方式が採用されている。
ここでは、係員の指示で、ランナーは左側通行か右側通行かに進む。
すでに6か所が済んでいるので、ランナーももう手慣れたもので、スムーズに通過している。

左折して、賀茂川沿いを北上する。
対岸には西賀茂橋を折り返したランナーが見える。

第6給水所(17.6㎞)。御薗橋西詰北。
今度は水をしっかり補給。
塩タブレットも1個もらい、ミネラルも補給。

スタート時にはいつもウイダーインゼリーを手に持ち、20㎞あたりまでをめどに、数回に分けて飲むようにしている。
今回はそう寒くはなかったせいもあるが、このあたりで完飲した。

西賀茂橋は第4関門(18.4㎞地点、2時間40分で閉鎖)
ここを折り返し、賀茂川沿いを南下。

20km地点でも5キロのラップは27分04秒。さらにペースアップしている。

左折して北山通の往復へ。
すぐに第7給水所(20.6㎞)。北山大橋東。
少し空腹感が出てきたので、バナナ一切れもらい、口に頬ばる。

中間点を1時間55分30秒で通過。サブ4への期待が大きくなる。

完走記 ③中間点 ~30㎞

北山通を東へ。
22㎞すぎあたりの松ヶ崎から、普段は気付かないような登り勾配なのだが、意外と脚にこたえる。

第8給水所(23.1㎞)。マツヤデンキ北山店前。
今回1個目のパワージェル(41g120kcal)を飲む。
クエン酸も入っている梅味がお気に入り。
通常スパイベルトの袋に2個ずつ、計4個持って、20、25、30、35㎞あたりで飲む。
ジェルは粘り気が強く、手や手袋に着くとネバネバするので、エイドで水と一緒に飲んで、ゴミはエイドですぐに捨てるようにしている。

 

パワージェル スパイベルト
スパイベルトの袋は伸縮性があるので、パワージェル2個は悠々入る

北山通を折り返すと、肌寒い向かい風を感じた。
両腕のアームウォーマーを肘上まで上げる。
汗で湿気っていたので、上げたすぐは冷たく感じたが、すぐに体温となじんだ。

左折して下鴨本通の南北往復。
左折後すぐの25㎞地点での5キロラップは26分56秒。
まだペースが上がっている。
ここらで息を入れた方がよさそうだ。

ということで、
北山通へ戻った第9給水所(26.5㎞:下鴨本通北山西)では、生八つ橋2個を食べる。
銘柄までわかるほど生八つ橋の通ではないが、とにかくこの時点で食べる生八つ橋はめっちゃうまい。
粒あんとイチゴと抹茶の3種類あったが、抹茶を食べ損ねたのが心残り。
♬ 私、ばかよね~、おばかさんよね~

府立植物園の中をぐるぐる走るところは、木陰で気持ちが良い。
広場のエリアでは、舞妓さん数人が、ミニ舞台上で、お琴の演奏。
横に2人の舞妓さんも立っておられて、「飴、どうですかー」と声をかけてくれた。
しかし、3mほど離れていて、コースを膨らんでもらいに行く必要があるので、「ありがとうございまーす」とだけ叫んで通過。ふたたび心残り。
もう、歌いませんので、ご安心を。

府立植物園を出て、賀茂川沿いを南下。
29㎞過ぎから土道になる。
柔らかい土道の場合、反発が無くて疲れるのだが、ここは硬い土道なので、走行には支障なし。

第10給水所(29.5㎞:北大路橋西詰南)で、2個目のパワージェルを飲む。

30㎞地点までの5キロのラップは27分53秒。
ここまで2時間44分55秒。
残りをキロ6分でも、サブ4は達成できそう。
脚のエネルギーはまだ大丈夫なので、それより速ければ貯金となる。
心理的にはだいぶ楽になり、そうなればまたモチベーションが上がる。好循環。

完走記 ④30㎞ ~ゴール

第11給水所(32.1㎞:荒神橋西詰南)では、イチゴ2個を頬ばる。
あまおう、めっちゃ美味しい。次回は練乳を持参??

ここを過ぎると、河川敷から一般道に戻り、丸太町通の西東往復。
ここは御所前の道で、32.5㎞地点で折り返す。
この区間は特に、対面のランナーが励みになる。
折り返してから、道路右手地面に、車両がはみ出さないためのブロックが埋め込まれているが、コーンが設置してあり、つまづかないよう配慮してある。
ただ、なるだけ道路の中央を走っておくに越したことはない。

右折して南下。
35㎞地点の京都市役所を通過、折り返して北上。
5キロのラップは28分01秒。
ここまで3時間12分56秒。サブ4達成への貯金2~3分。
第12給水所(35.1㎞:京都市役所前)で、3回目のパワージェルを飲む。
水も立ち止まって飲むが、むせてしまって苦しい。咳で排出。

36㎞の川端通の北上は、道が広くなり走りやすいが、苦しいところ。

東一条通へ右折するとすぐ、第13給水所(37.2㎞:精華学園北)。
4回目最後のパワージェルを飲もうか迷うが、余力はありそうなので、飲まず。
エイドのみかんとスポーツドリンクだけにした。

38~39㎞の今出川通は、緩い登り勾配だが、最後の難所で頑張りどころ。
銀閣寺前を折り返すと、下りになるので、ラストスパートが可能。

40㎞地点までの5キロラップは28分24秒。
ここまで3時間41分20秒。
残り2.195㎞は、遅くても14分と見込んでいるので、サブ4達成には5分は余裕あり。

京都大学前を左折して、東大路通を南下。
平安神宮のフィニッシュへ。
残り2.195㎞は、結局12分25秒で走り切る。

ゴールタイムはネットで3時間53分46秒。
グロスでも3時間56分52秒でした。

 

京都マラソン 平安神宮 ゴール
平安神宮の赤い鳥居に向かって、ゴール!

まとめ

天候に恵まれ、後半もさほどペースダウンをせずに走ることが出来ました。
いい1日でした!

ゴール後、更衣室へ向かうとき、4時間のペースランナーの方に、「今日はどうでしたか?」と質問したところ、

「前半は早い目に走って後半の貯金を作り、予定通りのタイムでゴールしました。ただ、京都のコースは道が狭くなると、集団走ではペースが維持しにくく、難しかったです。」とのお答えでした。

京都マラソン完走のためのポイントは、
①前半のアップダウンで、いかに疲労を残さずに後半のための貯金を作るか
②充実したエイドで、いかに効率よく給水、給食をとるか
③多くある折り返しで、いかに気分転換できるか
④38~39㎞の今出川通の登りで、いかに粘れるか
などがあります。

それに加え、ボランティアの皆さん2,600名の支えがなければ、完走することは不可能です。
来年エントリーして、もし当選しましたら、感謝の気持ちを伝えながら、また古都を駆け抜けたいと思います。