第8回神戸六甲縦走トレイルラン2019完走記。

第8回神戸六甲縦走トレイルラン2019完走記。

平成31年3月9日(土)、第8回神戸六甲縦走トレイルランが開催されました。

六甲連山は、関西屈指の縦走路が整備され、瀬戸内海や神戸の街並みの見える素晴らしい景観を誇るコースです。

私は4回目の参加になりますが、今年は好天のもと、その絶景を楽しみながらのトレイルランとなりました。

8時間程度のゴール時間を設定している方は、ペース配分など、参考になる点も多いと思いますので、完走記をレポートします。

コース

須磨浦公園をスタート。六甲全山縦走コースを利用し、六甲山頂へ。一軒茶屋から魚屋道(ととやみち)を下り、有馬温泉がゴール。

https://www.actrep-sports.com/検索-イベント-大会/①トレイルラン大会一覧/神戸六甲縦走トレイル/

距離は約40㎞で、総高低差は2,440mです。

市街地や高取神社神域などは、一部ウォーキング指定のところがあります。

制限時間は9時間です。

なお、六甲全山縦走コースの地図は、400円で販売されています。

http://www.city.kobe.lg.jp/culture/event/rokko/map.html

完走記① スタート前

スタート会場は、山陽電鉄の須磨浦公園駅から徒歩3分程度の公園内。改札口を出て、右手の道路を登っていきます。

受付は午前7時から8時までで、ゼッケンを受け取ります。
ゼッケンには、下側が4か所切り取れるようにミシン目が入っており、スタート、鵯越駅、大龍寺駐車場、記念碑台前で、それぞれ下片を提出します。

受付は午前7時から8時までで、ゼッケンを受け取ります。
ゼッケンには、下側が4か所切り取れるようにミシン目が入っており、スタート、鵯越駅、大龍寺駐車場、記念碑台前で、それぞれ下片を提出します。

参加賞Tシャツは、ゴール後受け取りです。

開会式は8時10分から。
コース概略、ウォーキング指定区間、リタイヤなどについての説明が行われます。

スタートは、午前8時30分から5分毎に、申告タイム別に5グループに分かれて出発です。

 

須磨浦公園 スタート 午前8時30分

完走記② スタート~第1エイド(横尾)

私は第2ウエーブで、8時35分のスタートでした。

スタート直後、標高253mの旗振山まで、一気に登ります。
「歩き」なのですが、まだ体の準備ができていないためか、息の苦しさはMAXです。

あっという間に、集団の後ろから3人目になってしまいました。

 

スタート直後

旗振山までは、距離としては2㎞。
江戸中期から大正初期まで畳一枚分の大きな旗を振って大阪堂島の米相場を加古川・岡山に伝達していた中継場所である事から旗振山と呼ばれています。
山頂からは、明石海峡大橋が望め、ゆっくりとしたいところですが、先を急ぎました。

 

旗振山 明石海峡大橋

234mの鉄拐山へは、尾根道を走るように約1㎞。
そのあと、おらが茶屋を通って高倉台団地へ急な階段を下る。
ここは追い越し禁止です。

高倉台の大丸ピーコック前はウォーキング指定。一息入れます。

274mの栂尾山へは348段の階段を登るのですが、またもや息が上がります。

 

栂尾山 階段

312mの横尾山頂へ、起伏ある尾根道を走り、須磨アルプスへ。
名勝「馬の背」はウォーキング指定ですが、もとから走れません。
慎重に足を運ばないと怖いです。

 

須磨アルプス 馬の背

一気に横尾団地へ。
下り切ったところに第1エイドがあります。
1時間18分で通過しました。
お茶とお菓子をいただき、水を補給しましたが、ほかのランナーはほとんど立ち寄っておらず、慌てて出発したので写真を撮り忘れてしまいました。

完走記③ 横尾~第2エイド(鵯越駅)

横尾団地を抜け、妙法寺の交差点を渡り、野路山公園から高取神社へ登ります。

高取山は328mですが、山頂までは行きません。
神社の周辺は神域なので、ウォーキング指定。
下りに入る手前、安井茶屋の横にトイレがあるので、ここでトイレ休憩をしました。

 

高取神社 

丸山市街地へ降りてきてから、鵯越駅までは、周りにランナーがいれば迷うことはないですが、自分でもしっかりと把握しておいた方がよいでしょう。
前に紹介したマップを利用して、確認しておくことをお勧めします。

14㎞付近、第2エイドの鵯越駅には、2時間26分で到着。
(この区間は1時間8分)
源平の合戦で有名な、「ひよどりごえ」です。

チェックポイント通過を確認するため、ゼッケン下片を提出します。
持参していたゼリー飲料を飲んで、ポテトチップス類を頬張り、水分をボトルに補給しました。

完走記④ 鵯越駅~第3エイド(大龍寺)

駅から土道を進みます。
水道局ポンプ場、鈴蘭台下水処理場のあたりは、鳥原川沿いの舗装道路になります。
登り道なので歩くことにしていますが、木陰が清々しく感じます。

菊水ゴルフコースの横から、459mの菊水山への登り道が始まります。
特に、ところどころに現れるプラスチック階段が特徴的です。
階段はつらいのですが、不規則なトレイルよりも登りやすいと割り切ってしまうのがよいかもしれません。

  

菊水山 プラスチック階段

菊水山へは、3時間11分で到着しました。
3時間をめどにしているので、まあまあでしょう。

山頂では休憩しているランナーも多いのですが、やや遅れ気味なので、水分補給したあと、すぐに出発しました。

 

菊水山

城ケ越を下り、天王吊橋を渡ると、486mの鍋蓋山への登りが始まります。

山に登ったら、また下ることに。
大龍寺までの下りは、気持ちよく走れます。

大龍寺山門エイドの手前に自販機があり、スコールを購入。
水分と糖分と炭酸を、一気に補給しました。

22.5km付近、大龍寺のエイドには4時間6分で到着。
(この区間は1時間40分)
ジャムやチョコを塗ったパンと、スコールがマッチしてパクパク食べてしまいました。
レーズンでミネラル補給も。

 

大龍寺 エイド

完走記⑤ 大龍寺~第4エイド(掬星台)

エイドから桜茶屋までの約1㎞は下りの舗装道路で、快適に飛ばせます。

桜茶屋にはトイレ、自販機があります。
私はトイレ休憩+オロナミンCで、これからの摩耶山への登りに備えました。

桜茶屋から掬星台までの登りは、稲妻坂、天狗道と呼ばれます。
4.2㎞。約1時間10分と考えておけばいいでしょう。

 

桜茶屋 トイレ 自販機

左側に錆びた茶色い大きな広告用の鉄板が見えたら、あと10分くらいなので、頑張りましょう。

登りきって、舗装道路を左に下ると、掬星台のエイドがあるのですが、時間に余裕があれば、その前にぜひ「掬星台」へは立ち寄っていただきたいと思います。

標高690mで、眼下に瀬戸内海や神戸大阪の市街地が一望できます。
広場には、自販機もありますので、目と口に頑張って登ってきたご褒美を!

 

掬星台 瀬戸内海
神戸大阪 市街地

掬星台のエイドには、5時間29分で到着。(この区間は1時間23分)
トイレを済ました後、サッポロポテトベジタブルをてのひらいっぱいに乗せてむしゃぶりつきました。

 

掬星台 エイド

完走記⑥ 掬星台~第5エイド(記念碑台前)

国民宿舎摩耶ロッジ(オテル・ド・摩耶)の前を通り、アゴニー坂。

そのあと、いったん自動車道の歩道を走りますが、緩い下りで快適に飛ばせます。

 

六甲 自動車道 歩道

自然の家を過ぎたあたりで、登り道へ入り、丁子ケ辻までは約2㎞の間に200m近く登ります。
別荘地域の雰囲気がある林間から丁子ケ辻へ出てくると、あと1.1㎞で記念碑台です。
車道の横になりますが、高低差はあまりないので、トコトコ走りました。

32㎞付近、記念碑台前のエイドには6時間26分で到着。
(この区間は57分)

 

記念碑台前 エイド

完走記⑦ 記念碑台前~第6エイド(一軒茶屋)

エイドでは一口大福をつまみ、お茶を補給。

神戸ゴルフ倶楽部のフェンスに守られ、両側のゴルフ場を見ながら、約2㎞ほどあまり高低差なく、六甲ガーデンテラスへ出てきます。
駐車場や、ロープウエイ山頂駅などがあり、いっぺんに観光地のような雰囲気に包まれます。
自販機もあるので、暖かいコーヒーでも飲んで、気分転換してもよいでしょう。

 

ガーデンテラス
ロープウエイ 山頂駅 駐車場

ここから六甲最高峰までは2.5㎞ほどあり、5回車道を横切ることになります。
車道は比較的平坦なのですが、縦走道は登り下りが続き、案外つらいところです。

 

縦走道 車道 横切る

931mの六甲最高峰への道へ出てくれば、スタッフが、左へ上がっていくよう、案内してくれます。
ここからは神戸大阪の街が一望できます。

 

神戸大阪 一望

最高峰に近づけば、ウォーキング指定。

最高峰にはスタッフがおられるので、記念撮影をお願いできます。

 

六甲山最高峰

最高峰から少し下れば、第6エイドの一軒茶屋。
約37㎞付近、7時間29分で到着。
トイレ休憩をして、ポップコーンを頬ばり、お茶を補給しました。

 

一軒茶屋 エイド

完走記⑧ 一軒茶屋~ゴール(有馬温泉)

一軒茶屋からは、魚屋道(ととやみち)を下ります。

下りですが、石や岩が多く、案外早く走れません。
タイムに固執しないのなら、注意深く走った方が無難です。

 

魚屋道

体が冷えて動けないハイカーが、ヘリコプターで救出される場面に遭遇しました。

一軒茶屋から約4㎞とされていますが、下りで走って45分かかるのでもう少し距離はあるかもしれません。

ゴール地点は、六甲有馬ロープウエイの有馬温泉駅のすぐ下。
フィニッシュの横断幕とスタッフが出迎えてくれます。
ゴールタイムは8時間13分52秒でした。

 

フィニッシュ ゴール

完走記⑨ ゴール後

完走証発行までは20分かかるので、体が冷えないように防寒具を着用しましょう。

ご褒美の参加賞Tシャツを受け取り、温かいインスタントラーメンをご馳走になれるのはうれしいです。

 

インスタントラーメン

着替えるため、百メートルほど下ったところにある、天地の宿「奥の細道」前の駐車場へ。

預けておいた荷物を受け取り、仮設テント内で着替えます。

 

奥の細道 駐車場

例年は、当日割引券が配布される「太閤の湯」(徒歩10分余り)で入浴して帰るのですが、今年は改装工事中なので、温泉街でうどんを食べて、そのまま帰宅しました。

翌日は日曜日なので、余裕のある人はゆっくり宿泊する贅沢もありでしょう。

まとめ

ほとんどが、土道・石道なので、シューズはトレイル用のものが必須です。

市街地以外は道に迷う心配はなく、よく整備されているトレイルをたっぷりと楽しめます。

山が次々現れる六甲連山の縦走路ですが、眼下に広がる瀬戸内海、神戸の街は絶景なので、ぜひおすすめしたい大会です。

 

参加賞 Tシャツ