ペースランナーと走るメリット、デメリット。

ペースランナーと走るメリット、デメリット。

ペースランナーとは、目標タイムで走ることが出来るように、マラソン大会の主催者側で用意されたランナーのことです。

フルマラソンの場合、3時間、3時間半、4時間、4時間半、5時間・・・と概ね30分毎に設定されたフィニッシュタイムになるように、ほぼ一定のペースで走ります。

ペースを安定させるために、複数人で走られることが多いです。
また、前半と後半に一部メンバーチェンジされることもあります。

私はこれまで、ほとんどの大会でペースランナーとは走りませんでした。
しかし前回の木津川マラソンでは、13㎞地点で追いつき、以後ゴールまで一緒に走りました。

「メリット、デメリットは何か」、を考えながら走ったためです。
走りながら、“それは目的や状況によって表裏一体となる”ことに気づいたので、今回は、ペースランナーと一緒に走った場合の“特徴”、として記すことにします。

特徴① 一定のペース配分。

サブを狙うときにペースがわからない人にとっては、ペースランナー にゆだねて走ることは、メリットになります。

ただ、マラソンの面白さの一つが、自分でペースをコントロールして走ることなので、その場合、ペースランナーと走ることはデメリットになります。

また、ペースランナーはほぼイーブンで走られるので、前半貯金を作っておきたい場合や、逆に、前半ゆっくり目で後半追い上げる場合には、ペースが一致しません。

特徴② 集団走になる。

一般に、ペースランナーとともに一定のスピードで走る人達によって、集団が形成されます。

ともに走ることによって連帯感が生まれ、励みになります。
風が強い時には、集団で走った方が風を受けるのが弱まるので、これらはメリットです。

逆に、集団で混雑するため、接触を起こしたり、道の細い場所ではペースダウンを余儀なくされたり、エイドでは給水コップが取りにくくなったりします。

特徴③ エイドで長く休息はしない。

ペースランナーは、一般に余力のあるベテランランナーが担当していますので、エイドでの給水が上手で、最小限の時間で通過します。

また、一定のペースで走ることが目的ですので、屈伸運動やストレッチをするために立ち止まってくれることはありません。

余力があるうちは、エイドの前に先行したり、エイドで少々遅れても追いつけたりするので、ペースを刻めるメリットの方が大きいといえます。

しかし、体力的に余力がなくなりエイドで一息入れてしまって、追いつけなくなった場合には、精神的にもダメージを受けます。

特徴④ 走るタイマー

逆に、ペースランナーと走っていない時に起きる現象として、サブ狙いで走っていてペースランナーに追い越されたときに、精神的ダメージを受けることがあります。

ペースランナーは、ネットタイム(ランナーがスタート地点を通過してからの時間)ではなく、グロスタイム(大会開始からの時間)での時間設定で、1~2分余裕を持ってゴールできるように走っています。

なので、追い抜かれたからといって、ネットタイムでのサブ狙いをあきらめることはないのですが、追い抜かれることによって、がっくりとペースダウンした経験をされた方は多いでしょう。

これは自分の受け取り方の問題なので、ペースランナーには何の責任もありません。

特徴⑤ 最大のメリット

ペースランナーと走る最大のメリットは、終盤苦しくなった時に励ましてくれることです。

「あと3km、このペースで頑張りましょう!」と声かけをしてくれて、集団のみんなで「オー!!」と応えると、気合が入りまくります。

まとめ

以上の特徴を踏まえ、自分のランニングスタイル、体調、天候、混み具合、体力的な余力、精神状態などを考慮しながら、ペースランナーを活用するかどうか、選択することをお勧めします。

そして、ペースランナーと一緒にうまく走れた時には、ゴール後にしっかりと感謝の気持ちを伝えたいものです。

ペースランナー 4時間